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膝が痛くなった時がテニス人生の分岐点

2026-06-05

おはようございます。

とみ鍼灸治療院の松葉です。

 

テニス。

 

私は高校時代に体育の授業で経験した程度ですが、

伊達公子選手や松岡修造さん、錦織圭選手のプレーを見ていると、

改めて過酷なスポーツだと感じます。

ボールに追いつく脚力。ボールを打ち返す腕力。

 

そして、打つ瞬間に身体を支える踏ん張る力。

 

想像以上に身体へ負担が掛かっています。

 

治療の現場では、

いわゆる「テニス肘」と呼ばれる症状で来院される方も多くいらっしゃいます。

しかし、ご年配のテニスプレイヤーの場合、

肘よりも膝を痛めるケースが少なくありません。

 

そして私は、この「膝が痛くなった時」が、

その後何年テニスを続けられるかの分岐点だと思っています。

 

実際には、膝が痛くてもプレーを続ける方が非常に多いです。

 

テニスは、ボールを追いかけて走り、

打点に入って急停止し、方向転換を繰り返します。

特に左右へ振られたボールを追う場面では、

膝へ大きな負担が掛かります。

これを繰り返す事で、膝に痛みが出てくるのです。

 

では、その痛みを我慢して続けるとどうなるのでしょうか。

 

人間の身体はよく出来ています。

痛い場所があっても、他の部位が代わりに働く事で、

ある程度は動けてしまいます。

 

会社で例えるなら、

休んだ社員の仕事を別の社員が代わりに担当するようなものです。

 

しかし、その状態は長く続きません。

膝をかばえば、腰や臀部への負担が増えます。

さらに無理を続ければ、今度は腰が痛くなる。

反対側の膝まで痛くなる。

そんな事も珍しくありません。

 

どうですか。

少し怖い話ですよね。

 

では、膝が痛くなったらどうするべきか。

まずは休む事です。

整骨院。

鍼灸院。

整形外科。

もちろん治療は大切です。

しかし、

「痛いけど休めないから治療しながら続ける」

ではありません。

 

まずは休んで、それ以上傷口を広げない事。

これが何より大切です。

 

プロの選手は、少しの張りや違和感でも、

怪我の予防のために休養やメンテナンスを行います。

ストレッチ。

コンディショニング。

治療。

怪我をしてからではなく、怪我をしないために身体を整えているのです。

そう考えると、強い痛みがあるにも関わらず、

プレーを続けながら治そうとするのは、

かなりリスクの高い行動と言えるでしょう。

 

また、年齢を重ねるほど回復には時間が掛かります。

若い頃と同じ感覚で無理をしない事も大切です。

これからも長くテニスを楽しみたい。

そんな方は、痛みを我慢するのではなく、

身体からのサインに耳を傾けてみてください。

 

将来も元気にテニスを続けるために、

今の身体を大切にして頂ければと思います。