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気の話2
「あなたには悪い気がまとってます。
すぐに良い気を取り入れた方が良い。
これを買えば良い気が家全体に流れるでしょう。」
怪しい。実に怪しい。
このようなスピリチュアル系の話、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
そして、このような話のせいで「気=怪しい」と思う方も多いと思います。
おはようございます。
とみ鍼灸治療院の松葉です。
今日は「気」について書きたいと思います。
冒頭のようなスピリチュアルな話が、気のすべてではありません。
実は私たちは普段の生活の中で、普通に「気」という言葉を使っています。
元気、やる気、雰囲気、病気、嫌気、気合、人気。
こうして見ると、私たちは日常的に「気」という言葉に触れて生活しているのです。
では、なぜ「気」は怪しいと思われるのでしょうか。
それは「見えない」からです。
見えないものを、あたかも見えるように言う人がいるから、怪しくなるのです。
しかし東洋医学は「気の医学」とも言われています。
例えば、ストレスやイライラで身体の調子が悪くなる状態を、東洋医学では「肝気鬱結(かんきうっけつ)」と呼びます。
ストレスや怒りといった良くない感情(気)が身体の中で停滞し、血流や内臓の働きを悪くする状態のことを言います。
日常生活でも、苦手な人と我慢して付き合い続けたり、発散できないストレスを抱え続けることで、気の停滞が起こることがあります。
私が最近感じた「気」の話を少しします。
先週、とある有名人の方を含めた6人で食事会をしました。
ところが終始その有名人が人の悪口を言い、それに乗っかって別の人が愚痴を言い、気が付けばずっと人の悪口大会でした。
私は表面上は普通に話を聞いていましたが、帰り道、なんとも言えない複雑な気持ちになり、逆にストレスが溜まっていました。
一方、今週は鍼灸学校時代の友人と食事に行きました。
これからチャレンジしたいこと、将来の展望、治療の話など、前向きな話が次々と出てきました。
凄いエネルギーを感じましたし、私ももっと頑張ろうと思いました。
この二つの食事会、同じ「食事」なのに、終わった後の気分はまったく違いました。
これが私は「気」だと思うのです。
悪口や愚痴ばかりの場所と、前向きな話や建設的な話をする場所では、そこに流れている空気、エネルギー、雰囲気が全く違います。
そして人は確実にその影響を受けています。
昔、私が愚痴をこぼしていた時、当時付き合っていた彼女にこう言われたことがあります。
「彼女は愚痴の捌け口と違うよ。」
今思えば、彼女は私の出していた「悪い気」に疲れていたのだと思います。
この人といると元気になる。
この人といると疲れる。
この場所に行くと気分が良い。
この場所に行くとなんだかしんどい。
これもすべて「気」なのだと思います。
口に出して「気」と言うと怪しく聞こえるかもしれません。
ですが、せめて心の中で、その場の空気や雰囲気、自分の気持ちの変化を感じ取ってみてください。
そして、時と場合によっては、その場所や人から少し距離を置くことも、自分の身体を守るためには大切なことだと思います。



