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「なぜ寝たきりになるのか?」元気に歩き続けるために今できること
おはようございます。
とみ鍼灸治療院の松葉です。
今日は「なぜ寝たきりになるのか?」についてお話ししたいと思います。
結論から言うと、原因のひとつは筋力の低下です。
誰しも、自分の足で歩き、できる限り介護を受けずに生活したいと思っています。
しかし、その願いとは裏腹に、身体は少しずつ衰えていきます。
「老化だから仕方ない」と思われがちですが、実はそれだけが原因ではありません。
実際に、年齢を重ねても元気に歩いている方もたくさんいらっしゃいます。
私が以前診ていた方の中には、98歳で杖も使わずに歩いている方もいました。
その違いは何か?
大きな要因のひとつが食事です。
年齢とともに胃腸の働きが弱くなり、こってりした肉や魚よりも、あっさりした野菜中心の食事が増えていきます。
一見、健康的に思えるかもしれませんが、ここに落とし穴があります。
たんぱく質の摂取量が不足すると、身体は筋肉を分解してエネルギーに変えてしまいます。
たんぱく質は筋肉、髪の毛、爪、皮膚など、身体のさまざまな部分をつくるのに必要な栄養素です。
特に重要なのは朝のたんぱく質補給です。
夜のうちに身体はその日のたんぱく質を使い切ってしまいます。
つまり、朝は体内のたんぱく質がゼロに近い状態なのです。
それにもかかわらず、トーストとコーヒーだけで済ませたり、朝食を抜いてしまうと、身体はますます筋力を失っていきます。
ぜひ、朝食にはたんぱく質を意識して摂ってください。
おすすめは「ブロッコリーと茹で卵」。
簡単に用意できて、身体にも優しい組み合わせです。
「寝たきりにならない身体づくり」は、毎日の食事から。
小さな積み重ねが、将来の大きな差につながります。