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昔に習う冬の過ごし方
2025-02-08
おはようございます。
とみ鍼灸治療院の松葉です。
毎日寒い日が続きますね。
皆さんに置かれましては体調を壊さぬようお願い致します。
特に今年の冬は例年以上に寒いです。
ひと工夫をしてこの寒い冬を快適に過ごす方法をお伝えしたいと思います。
当治療院に来られてる方にはもうお伝えしてるかと思いますが、
冬は「閉蔵の季節」と古代の医学書「素問」に書かれております。
これは蔵が戸を閉めるように静かに過ごすのが良いと言う事です。
また冬は早く寝て、遅くに起きるのが理想とも書かれております。
これをさらに紐解くと、
冬は太陽の陽気が少なくなります。
身体も冷えやすくなるので、それを防ぐために産熱させようとします。
つまり、身体を冷やさないように体力をどんどんつぎ込んでいくのです。
遅くまで起きると言う事は身体を冷やすことになるのです。
また精神的には穏やかに、疲れすぎないようにすることも大事です。
ひと言で言うと身体のエネルギーを極力使わずに、過ごすことが理想とされているのです。
冬に身体の不調を訴える方はたいてい夜更かししている人が多いです。
また労働がきつく、疲れを溜めやすい傾向にあります。
仕事や生活習慣は仕方ない部分もありますが、
疲れを溜めない意識と早くなる意識を持つだけでも冬の寒さの感じ方が変わってきます。
是非一度お試しください。