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気温の乱高下と自律神経失調症

2024-11-14

おはようございます。

とみ鍼灸治療院の松葉です。

 

今年は寒くなったと思ったらまた温かくなり、平年より気候が変動しやすいです。

気温が急激に下がると風邪を引いたり、体調を壊します。

 

逆に急激に気温が上がると自律神経が乱れやすくなり、

疲労感、日中の眠気、頭痛が多くなり、

他にもめまい、動悸、息切れ、胃のムカムカ、吐き気、食欲不振、便秘・下痢、

手足の冷え・しびれ、耳鳴り・難聴、不安感、イライラ、

と言った症状が複合的に表れる事があります。

これがいわゆる自律神経失調症です。

自律神経は、私たちの身体が環境の変化に適応するための調節機能を担っています。

特に、気温が急に上がったり下がったりする時は、身体は体温を一定に保つために、自律神経がフル稼働します。

 

今年のような気温の乱高下が続くと、交感神経と副交感神経のバランスが乱れやすくなります。

また気温が上がると血管が拡張し、下がると収縮します。

この血流の急激な変化が、自律神経の調整を難しくし、頭痛やめまい、動悸などの症状を引き起こすことがあります。

さらに気温の乱高下により、寝苦しい夜が続いたり、冷え込みで目が覚めたりすることがあります。

睡眠不足は自律神経の働きを乱し、疲労感やイライラを引き起こしやすくなります。

 

こういう時の対処法としては

・起床時間、就寝時間を毎日一律にする。

・ストレスを溜めない。

・適度な運動

・カフェインを控える

軽度の場合は上記の方法を行う事で数日で症状が改善されます。

 

それでも改善しない時は鍼灸治療の出番です。

そもそも鍼灸、東洋医学は陰陽のバランスを得意としております。

陰陽は自律神経の交感神経と副交感神経に置き換える事が出来ます。

すなわちしかるツボや経絡に沿って鍼灸を施し、陰陽のバランスが整う事で、

自律神経も整うのです。

 

今や現代病とまで言われている自律神経失調症。

気になる方は是非、早めの治療を。