漫画でわかる とみ鍼灸治療院漫画でわかる とみ鍼灸治療院

ブログ > 季節の変わり目、自律神経に注意し...

ブログ

季節の変わり目、自律神経に注意しよう

2024-09-06

おはようございます。
とみ鍼灸治療院の松葉です。

 

9月ですね!

ものすごく暑かった8月が終わり涼しくなると思いきや今年はそうでもありません。

ただ、9月は急に気温が変化するので、季節の変わり目の体調不良に気を付けて欲しいと思います。

 

実際に朝晩の気温がぐっと落ちているので、同時に湿度も高くなったり低くなったりします。

こういった季節の変わり目は、自律神経が乱れやすい時期でもあります。

自律神経は、私たちの身体の中で、体温を調整したり、心臓を動かしたり、消化を助けたりと、

いわば自動調整機能のようなものでとても大切な役割を持っています。

 

東洋医学では、こうした季節の変化が「風邪(ふうじゃ)」や「湿邪(しつじゃ)」という形で身体に影響を与えると考えられています。

このため、自律神経のバランスが崩れやすくなり、身体がだるくなったり、疲れやすくなったりします。

 

風邪(ふうじゃ)とは?

風邪(ふうじゃ)は、外から風が体に入り込んで、体調を崩す原因になる邪気のことです。

季節の変わり目や風が強い日に起こりやすく、身体が寒くなったり、頭痛や関節の痛み、首や肩のこり、悪寒などを引き起こすことがあります。

特に、身体が冷えると風邪が入りやすくなります。

風邪のサイン

  • 身体がゾクゾクする
  • 首や肩がこる
  • 頭痛がする
  • 関節が痛む

湿邪(しつじゃ)とは?

湿邪(しつじゃ)は、湿気が身体に入り込むことで、体内に余分な水分がたまり、体調を崩す原因になる邪気です。

梅雨の時期や湿度の高い夏に起こりやすく、身体がだるくなったり、手足が重く感じたりします。

また、胃腸の調子が悪くなることもあります。

湿邪は、身体の中にたまると、気の巡りを妨げ、むくみや疲労感の原因にもなります。

湿邪のサイン

  • 身体がだるく、重い
  • 手足がむくむ
  • 食欲がなく、胃が重い
  • 身体がベタベタするような感じがする

 

特に夏場に冷たい物を飲み過ぎたり、冷房の効いてる部屋にこもりがちだった方は

「風邪」「湿邪」の影響を受けやすいので、注意が必要です。

 

鍼灸治療は、この季節の変わり目に自律神経の乱れを元に戻すのに効果的です。

自律神経失調症の特徴としては身体の少しのずれや各ツボの反応が著明に出る事があります。

このちょっとした身体のズレや勘違いが疲労、怠さへと繋がります。

休んだり、早く寝る事で解消する事もありますが、なかなか回復しない時には鍼灸の出番です。

 

まずは眠れる身体づくりを目指していく事が大事です。

そのための要素は普段の生活習慣のちょっとした改善にありますが、

またこれは次の機会に書きたいと思います。

 

Instagramも良かったら見てね→https://www.instagram.com/tomi_accpuncture/