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夕方に出てくる頭痛の原因
おはようございます。
とみ鍼灸治療院の松葉です。
今日は夕方や疲労が溜まると出てくる頭痛について書きたいと思います。
私もかつて会社勤務だった時は一時的に夕方から夜にかけてこめかみ付近が痛くなる頭痛に悩まされてました。
幸い、早く寝るようにして、日課だったテレビゲームを止めるとすぐに治ったのですが、
そうはいかない方も多くいらっしゃると思います。
東洋医学ではこの時間帯に起こる頭痛は「気虚(ききょ)」や「血虚(けっきょ)」が関係していると考えられています。
気虚とは
「気虚」は、「気(き)」が足りなくなっている状態のことです。気は、身体のエネルギーみたいなもので、元気に動いたり考えたりするために必要です。しかし、身体が疲れたり、ストレスが溜まったりすると、気が少なくなってしまいます。
気虚のサイン
- いつも疲れている
- 力が出ない
- 声が小さくなる
- よく風邪をひく
気虚になると、身体が疲れやすくなり、元気がなくなってしまいます。
しっかり休んだり、栄養のある食べ物を食べたりして、気を補うことが大切なのです。
血虚とは
「血(けつ)」が足りなくなっている状態のことです。
血は、身体の中で栄養や酸素を運ぶ役割をしています。
しかし血が少なくなったり、流れが悪くなると、身体のいろいろな所に影響が出てきます。
血虚のサイン
- 顔色が悪く、青白い
- 目がかすむ
- めまいがする
- 髪の毛や爪が弱くなる(髪の毛はコシなくなり、爪は縦線が入る事も)
血虚になると、身体に必要な栄養が行き渡らなくなって、元気がなくなったり、肌や髪の毛にも影響が出ます。
鉄分の多い食べ物を食べたり、しっかりと身体を温めることが血虚の改善に役立ちます。
いかがでしょうか?
この夕方に頭痛になる方はこの血虚、気虚に心当たりがあるのではないでしょうか?
私もそうでした。
にもかかわらず、夜更かししたり、適当に食事したり、
要は身体のエネルギーや血が足りてないのです。
まずは食事や疲労状態を確認する事も大事なのです。
鍼灸治療では、このような頭痛の原因となる気や血の流れを整えることが目的で、
身体のエネルギーを整え、頭痛を和らげる効果があります。
特に、頭や首のまわりの経絡を整えることで、夕方にかけての頭痛を予防したり、改善したりすることができます。
また、局所では後頭下筋群という後頭部の深層筋に鍼をしたり、
前傾部の胸鎖乳突筋、肩、肩甲骨周りも筋肉が緊張してる場合はしっかり鍼を打ち、局所の血流改善を促し、
頭痛を取っていきます。
今までの頭痛が嘘みたいに治ったという喜びのお声も頂いております。
薬を飲んでも治らない、何をしても長年頭痛と付き合っているという方は是非一度
鍼灸治療を試して欲しいと思います。
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