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頭痛の鍼灸治療その2

2024-10-09
 おはようございます。
とみ鍼灸治療院の松葉です。
2週間前まではうだるような暑さでしたが、徐々に涼しさが出てきましたね。
さて、この気候や温度が変化する季節の変わり目で多いのが「頭痛」です。
昔、病院に勤務していた時の同僚が
季節の変わり目になると仕事にならないくらいの頭痛になり、
時にはトイレで吐いてる事もありました。
頭痛の原因は様々ですが、
もし頭痛になった時に確認しておきたい事項としまして
・初発か?(突然生じた頭痛か?)

・50歳以上で初発

・発症からの経過時間はどれくらいか?

・症状が出始めた時より悪化してないか?(頻度と程度が増していく)

・神経症状や視力障害がある。

・これまでに感じた事のない頭痛ではないかどうか?

・発熱や炎症はないか?

・最近の頭部外傷はないか?(頭を打ったとか)

これらに該当する場合はすぐに脳外科へ受診する事をお勧めしております。
該当しない頭痛はたいてい血流障害から来ている事が考えられますので、鍼灸治療の適応となります。
人間の構造上、首から脳に向かう椎骨動脈は神経疎通や身体の状態を脳に伝えるのに重要な役割を担っております。
姿勢不良や同じ姿勢が続き、肩首が凝るとこの椎骨動脈の血流が悪くなり、頭痛を引き起こすのです。
鍼灸治療では頸肩、頭の付け根、時には頭部にも鍼をして血流不良により硬くなった筋肉の柔軟性を取り戻し、
痛みを流していくことを目的に行います。
頭痛になった時、「鍼なんかで頭痛が治るか!」「しばらくしたら治るやろう」
と思って、何年も頭痛に苦しんでいる方へ
騙されたと思って鍼灸治療を受けてみて下さい。
私自身、そんなに激しい頭痛は経験したことないので、頭痛の方の苦しみがどれほどのものか分かりませんが、
今まで頭痛治療に携わって来て、
たいていの方の顔の表情が穏やかになる所を見ると
「だいぶ痛かったんだろうな」と思います。
皆さんを笑顔にさせて頂くお手伝いをさせてください。