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叱られる事が財産
2023-11-06
おはようございます。
とみ鍼灸治療院の松葉です。
いつも硬い記事ばかり書いているので、今日はわたしの話をさせて頂きます。
楽に読んでください。
前にブログで上司と銭湯で再会した事を書きましたが、
あれから当時の事(病院勤務時代)を時々思い出す事があります。
私は他のスタッフの中でも特に叱られる事が多く、
当時は上司が私を「みんなの見せしめにしてる」とか「権威を振りかざしてる」
と思ってました。
実際、後輩や先輩の女性スタッフにはあまり怒ってる所を見た事がなく、
人によって態度を変える嫌な上司と本気で思ってました。
あれから7年の歳月が経過し、
つい最近、経営者会で人を叱る場面になった時、
当時の上司の気持ちを考えるようになりました。
そして私が叱られた内容をじっくり考えていると
何とも幼かった当時の自分に対して恥ずかしく思いました。
そのほとんどが上司の言ってる事が正しいと思えたのです。
もしあの時、叱ってもらえなかったら
開業して大きなミスをしていたかもしれません。
「悔しい」という想いを飲み込み、時に理不尽と思っていたあの頃。
しかしながらその経験があったからこそ、今治療院をやって行けてるのだと思います。
誰かを叱る時、そこに愛情が無かったら相手に通じません。
また、愛情がないとそもそも叱らず、相手にしないと思います。
そしてその時の事を上司に感謝できるのは自分自身が成長したからだと思います。
もし、将来自分に弟子や従業員が出来たら感情に任せずに
本気でその人を変えてやろうという気持ちで叱って指導しないといけないなと思います。