ブログ｜三叉神経痛の鍼灸治療

おはようございます。
とみ鍼灸治療院の松葉です。

前にもこのブログで書いた事のある三叉神経痛。

以前妻が発症したのですが、すぐに鍼灸治療した事もあり、１日で治ったのですが、

何か月も続く顔面神経痛、三叉神経痛は痛みが形状記憶されており、

治療後は嘘みたいに痛みは引くものの、３日くらいでまた徐々に痛みが戻るというのが、

実際の治療経過になります。

これを繰り返し、徐々に痛みがない期間が増えていき、回復へ向かうのですが、

不思議な事に背中と肩の緊張を鍼で取ってあげるだけでも痛みがなくなる事が多々あります。
これは長い間、痛みのために身体全体に緊張が出ている事が考えられ、

問診を深く取っていると発症当初より悪くなっているとの声もあります。

元々の三叉神経痛に身体の緊張による痛みが加わっているのです。

したがって三叉神経痛の鍼灸治療は背中、肩の緊張を取る事も大事なのです。

次に三叉神経の何処が痛いかを把握し、その神経領域にあたるツボや神経を絞扼（阻害）している

筋肉に鍼をしていきます。

治療前の患者さんのお顔は痛みで引きつっているのですが、

痛みがなくなるとこんな穏やかなお顔だったのかと思います。

本当に他人にはわからない三叉神経痛。

困っている方は是非鍼灸治療を取り入れてみてください。