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自分で判断しない方が良い時
おはようございます。
とみ鍼灸治療院の松葉です。
先日のブログで鍼灸治療後の痛みについて書きましたが、
鍼灸に限らず、整体、マッサージ、注射の治療後に
痛みが強くなったりした時、
自身の経験やど素人の意見を取り入れて色々してみたら余計に痛くなるというケースがよくあります。
私も昔、ぎっくり腰の治療をした後に絶対安静、お風呂には入らないでください。
と伝えたのにも関わらず、
不潔だからという理由でお風呂に入り、知り合いで同じ症状だった人が温めた方が良いと言われたのを
真に受けて温めて余計に症状が悪化した事があります。
(その方は治療前から風呂は絶対入るし、温める事が正しいという固定観念がありました
ので私の説明が弱かったと思います。)
これは急性期で腰に炎症がある状態にも関わらず、温める事で血行を促進し、炎症が強くなった状態。
そう、まさに火に油を注いだ状態なのです。
以前に同じ症状で苦しんだ時と今とでは身体の状態は違いますし、
同じ症状の人の意見は信憑性があると言っても全く違う身体であるので、
全然対処法が変わる事があります。
まず急性期は安静が一番、次に患部の状態にもよりますが、アイシング(場合によって温める)
治療を受けた後でしたら治療院に電話、連絡して指示を受ける。
最も最悪なケースは痛みを我慢してゴルフやランニング、スポーツなどを強行して行う事です。
これで余計に悪くなった方をたくさん見て来ております。
約束だし、何より自分が楽しみにしていた。そんな話を後で聞きますが、
諦める決断も必要だと思います。
自分の判断で動くと悪化するケースが多く、
結果泣きを見る事が多いのです。。
是非、痛みが出た時はこのブログを思い出して頂けたらと思います。