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患者さんの悩み

2022-05-04

こんにちわ。
とみ鍼灸治療院の松葉です。

GWいかがお過ごしでしょうか?

 

さて、今日は患者さんの悩みと多く頂く質問に対してお答え致します。

 

その質問とは
治療効果の停滞や効果が少なくなった時に治療を続けるかどうかについてです。

当治療院でも多くの方から同じ質問をいただきます。
治療開始した時は紆余曲折ありながらも痛みやしびれ、不調に対して
鍼灸治療の効果を強く感じていたのに何回か継続してるうちに効果が
薄くなっている気がするとの事。

 

「治療を継続するかどうか迷ってる。」

と、

 

この時、患者様の身体には何が起こってるのでしょうか?

 

これは鍼灸治療がマンネリ化したわけではなく、身体が引き続き快方に向かっていると考えます。
痛みやしびれ、諸症状の原因はその症状を回避するため身体が無意識のうちに
本来では良くない姿勢を取り、症状を回避しているのです。

 

これを「逃避姿勢」と呼びます。

 

マンネリ化を感じるのは身体が逃避姿勢から解放され、本来あるべき姿勢に戻っているのです。

 

治療を続けるかどうか。
初診時の自身の状態と今の状態を比べて見て生活に支障がないのであれば
治療間隔を空けてみるのはどうでしょうか。
間隔を空けてみて悪くならなければ身体は逃避姿勢や常に症状を出していた原因から
解放されてると言えます。

 

私の考えですが、当治療院に来て頂いてる患者様に置かれましては
いずれ鍼灸治療がなくても大丈夫な身体になって頂いて欲しいですし、それを目指さないといけません。
したがって、患者様から効果が弱まった感じがあると言われた時は
「良かったですね」と思うのです。

徐々に治療期間を空けてメンテナンスに治療院に来ていただくようになる。
これこそ鍼灸治療をする側が目指す方向かもしれません。

↑↑写真のような女性スタッフは当院にはいません(笑)