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不安を消すための検索が、不安を増やしていませんか?

2026-09-28

おはようございます。

とみ鍼灸治療院の松葉です。

 

今日は、私たちの身近にある「アドレナリン」と、スマホとの付き合い方について書きたいと思います。

 

特に、不安になるとスマホで調べずにはいられない方に、読んでいただきたい内容です。

 

まず、アドレナリンとは何でしょうか?

 

アドレナリンは、副腎髄質という場所から分泌されるホルモンです。

よく、何かに挑戦する前や、気合いが入っている時に、

「アドレナリンが出てきた!」と言いますよね。

あれのことです。

 

アドレナリンには、危険やストレスに直面した時、身体を素早く動ける状態にする働きがあります。

例えば、突然大きな地震が起こったとします。

身の危険を感じて、とっさに身体が動く。

心臓の動きが速くなり、呼吸も速くなる。

こうした反応には、アドレナリンや交感神経が関わっています。

いわゆる「火事場の馬鹿力」も、こうした身体の反応と関係しています。

 

つまり、アドレナリンは決して悪者ではありません。

 

私たちの命を守るために必要なものなのです。

 

問題は、危険がない時まで、心と身体が休まらなくなることです。

例えば、スマホ。ゲームをしていると、ついつい夢中になってしまう。

動画を見始めたら、次から次へと見てしまう。

気が付けば、もう寝る時間。

 

そんな経験はないでしょうか?

 

さらに、私が気になっているのが、身体の不調をスマホで調べ続けることです。

少し頭が痛い。

何となく動悸がする。

最近、よく眠れない。

そこでスマホを取り出して、症状を検索します。

 

すると、思っていた以上に深刻な病気の名前が出てくる。

 

「もしかして、自分もこの病気なのでは?」

 

不安になって、さらに検索する。

別のサイトを見ても安心できず、また検索する。

気が付けば、寝る時間になってもスマホを手放せない。

 

そして翌朝、睡眠不足で身体がだるい。

そのだるさが気になって、また検索する。

 

安心するために調べていたはずなのに、いつの間にか不安を増やしてしまっているのです。

 

こうした不安が続くと、身体が緊張したり、動悸を感じたり、眠りにくくなったりすることがあります。

 

もちろん、これらの症状がすべてアドレナリンによるものではありません。

 

ただ、心配事が頭から離れず、身体が休まらない状態は、自律神経の不調を考える上でも見逃せないと私は思っています。

 

当治療院でも、自律神経の不調や不安を抱えて来院される方から、

「自分の症状を毎日検索しています。」

というお話を聞くことがあります。

 

調べて安心できれば良いのですが、かえって不安が強くなっている方もいらっしゃいます。

 

そんな時、私はスマホから少し離れることをおすすめしています。

ただし、身体の不調を調べること自体が悪いわけではありません。

気になる症状があれば、医療機関で相談することは大切です。

 

特に、症状が強い場合や長く続いている場合は、自己判断で放置しないようにしてください。

その上で、医師に相談してもなお、同じ症状を何度も検索してしまう。

調べても調べても、不安が消えない。

そんな時は、検索をいったん終えることも必要ではないでしょうか。

 

昔から、

「嫌なことは寝て忘れろ。」

と言います。

 

もちろん、寝れば病気が治るという意味ではありません。

でも、夜中にスマホで不安を増やすより、まずは身体を休める。

その方が、翌朝には落ち着いて物事を考えられることもあります。

私自身もスマホを使い過ぎることがあるので、最近はロックボックスを使い、意識的にスマホを触らない時間を作っています。

便利なスマホだからこそ、使う時間だけでなく、使わない時間も大切にしたいものです。

 

不安をなくすために、すべての答えを探し続ける必要はありません。

 

今夜は少し早めにスマホを置いて、ゆっくりお風呂に入り、身体を休めてみてはいかがでしょうか。

調べることをやめて、休むことを選ぶ。

それも、自分の身体を大切にする方法の一つだと思います。