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自律神経失調症がなかなか改善しない方へ
おはようございます。
とみ鍼灸治療院の松葉です。
今日は、自律神経失調症がなかなか改善しない方について、
私が日々の治療の中で感じていることを書きたいと思います。
長年、自律神経の不調で悩んでいる方に、少しでも参考にしていただければと思います。
自律神経失調症がなかなか改善しない方を診ていると、
一つ気になることがあります。
それは、長い間、不安や考え事を抱え続けていることです。
「仕事のことが頭から離れない。」
「身体のことが気になって仕方がない。」
「また症状が出たらどうしよう。」
「このまま治らなかったらどうしよう。」
このような状態が長く続いている方は、
身体もなかなか休まりません。
実際に身体を診てみると、
首や肩、背中などが強く緊張している方も少なくありません。
そして、呼吸も浅くなっていることがあります。
私は自律神経の不調を診る時、この「呼吸」をとても大切にしています。
首や肩、背中などの緊張を鍼灸で緩め、
少しでも自然に呼吸しやすい身体へ戻していく。
これは、私が自律神経失調症の治療で大切にしていることの一つです。
ところが、身体の緊張が一時的に楽になっても、
頭の中ではずっと考え事が続いている。
こういうケースがあります。
「考えないようにしましょう。」
そう言うのは簡単です。
でも、何年も続いてきた考え方の癖を、急に変えることは簡単ではありません。
本人も、好きで考えているわけではないでしょう。
「考えたくないのに考えてしまう。」
そこが難しいところなのです。
そういった場合、
私は鍼灸だけですべてを解決しようとする必要はないと思っています。
必要であれば、医療機関を受診したり、
心理的な問題については専門的なカウンセリングなどの力を借りたりすることも、
一つの方法だと思います。
実際に当治療院でも、身体の緊張は少しずつ変化しているのに、
なかなか症状全体の改善につながらない方がおられます。
反対に、
「早く治したい。」
という気持ちが強く、
少し治療を受けただけで結果を求めてしまう方もいらっしゃいます。
長い年月をかけて続いてきた不調ほど、
身体だけではなく、
生活習慣や睡眠、
ストレスとの付き合い方など、
いくつもの要素が重なっていることがあります。
だからこそ、一つずつ整理していくことが大切です。
鍼灸で身体を緩める。
生活を見直す。
必要なら医療機関や専門家の力を借りる。
「鍼灸だけで何とかしなければならない。」
と考える必要はありません。
長く続いている不調だからこそ、
焦らず、その人に合った方法を一緒に探していく。
私はそれも、自律神経失調症と向き合う上で大切なことだと考えています。



