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お疲れ様と言わない
おはようございます。
とみ鍼灸治療院の松葉です。
皆さんは普段、
「お疲れ様です。」
という言葉を何気なく、あいさつ代わりに使っていませんか。
もちろん私もその一人です。
ところが、学生時代のある出来事がきっかけで、
この言葉について考えるようになりました。
当時、私は治療院で治療見学の研修を受けていました。
施術が終わった患者さんに、
「お疲れ様でした。」
と声を掛けたところ、
担当の先生からこう言われたのです。
「松葉くん。患者さんは治しに来ているんだよ。」
「疲れに来ているんじゃない。」
その一言がとても印象に残りました。
それ以来、私は治療の現場では、
患者さんに「お疲れ様でした」と言わないようになりました。
それから約15年後。
ある講話を聞いた時に、さらに興味深い話を耳にしました。
その講師の方は、「私は『お疲れ様』という言葉は使いません。」
とおっしゃったのです。
理由を聞くと、
「『お疲れ様』は『お憑かれ様』とも捉えられる。」
「何かに憑かれているようにも聞こえる。」
という考え方を紹介されました。
もちろん、これは言葉の一つの考え方であり、
語源として証明されている話ではありません。
それでも私は、なるほど、
そんな捉え方もあるのかと感心しました。
その講師の方は、
ある業界で日本一になり、投資の世界でも数多くの会社を上場へ導いた方でした。
だからこそ、その言葉がとても印象に残ったのです。
その日から私は、
「お疲れ様です。」
ではなく、
「ご苦労様です。」
と言うようにしました。
……しばらくは(笑)。
やはり長年使い慣れた言葉というのは、
簡単には変えられません。
気が付けば、また「お疲れ様です。」
と言ってました。
でも、こうしてブログを書いていると、
改めて言葉を見直そうという気持ちになります。
普段何気なく使っている言葉。少し意識を変えるだけで、
相手への伝え方も変わるのかもしれません。
皆さんも、「お疲れ様」という言葉について、
一度考えてみてはいかがでしょうか。



