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お疲れ様と言わない

2026-06-30

おはようございます。

とみ鍼灸治療院の松葉です。

 

皆さんは普段、

「お疲れ様です。」

という言葉を何気なく、あいさつ代わりに使っていませんか。

 

もちろん私もその一人です。

ところが、学生時代のある出来事がきっかけで、

この言葉について考えるようになりました。

 

当時、私は治療院で治療見学の研修を受けていました。

施術が終わった患者さんに、

「お疲れ様でした。」

と声を掛けたところ、

担当の先生からこう言われたのです。

「松葉くん。患者さんは治しに来ているんだよ。」

「疲れに来ているんじゃない。」

その一言がとても印象に残りました。

 

それ以来、私は治療の現場では、

患者さんに「お疲れ様でした」と言わないようになりました。

それから約15年後。

 

ある講話を聞いた時に、さらに興味深い話を耳にしました。

その講師の方は、「私は『お疲れ様』という言葉は使いません。」

とおっしゃったのです。

 

理由を聞くと、

「『お疲れ様』は『お憑かれ様』とも捉えられる。」

「何かに憑かれているようにも聞こえる。」

という考え方を紹介されました。

 

もちろん、これは言葉の一つの考え方であり、

語源として証明されている話ではありません。

 

それでも私は、なるほど、

そんな捉え方もあるのかと感心しました。

 

その講師の方は、

ある業界で日本一になり、投資の世界でも数多くの会社を上場へ導いた方でした。

だからこそ、その言葉がとても印象に残ったのです。

 

その日から私は、

「お疲れ様です。」

ではなく、

「ご苦労様です。」

と言うようにしました。

 

……しばらくは(笑)。

 

やはり長年使い慣れた言葉というのは、

簡単には変えられません。

 

気が付けば、また「お疲れ様です。」

と言ってました。

 

でも、こうしてブログを書いていると、

改めて言葉を見直そうという気持ちになります。

 

普段何気なく使っている言葉。少し意識を変えるだけで、

相手への伝え方も変わるのかもしれません。

 

皆さんも、「お疲れ様」という言葉について、

一度考えてみてはいかがでしょうか。