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痛い時にしてはいけない事
おはようございます。
とみ鍼灸治療院の松葉です。
今日は痛い時にしてはいけない事についてお話しします。
鍼灸治療を受診する患者様の中には
三叉神経痛や慢性的な頭痛など、
キツイ痛みを持って来られる方もいらっしゃいますが、
私の経験から痛みから解放されない人にはある共通点があります。
それが今回の痛い時にしてはいけない事なのですが、
それは痛みを記録する事です。
例えば三叉神経痛の場合だと
朝昼晩に頭痛、顔面痛、目の痛みを10段階評価を付けて
次の来院時に持っていく。
これ、逆効果なんです。
そもそも痛みというものは脳が感じるものなので、
記録を付けるという事は視覚を通じて脳に痛みの記憶を植え付けるようなものなのです。
逆を言えば、痛みがあっても気にしないように生活する事が大事なのです。
日常生活に支障が出るくらいの痛みもあるかもしれません。
その時はしっかり治療をする事が大事ですが、
その痛みをずっと意識する事は治癒までに掛る時間を長引かせることもあります。
また自身が自覚している痛みと実際の痛みは
異なっている事があります。
意識すれば意識するほど痛みは目立ってきます。
なのでもし、このブログを読んで、
痛みの記録を付けている人はすぐに止められるのをお勧めします。
10段階表記で付けるなんてとんでもない。
治療していると治っていく人はそういえば気にならなくなってきた。
と仰られます。
ちなみ痛みだけではなく、自律神経失調症や鬱の症状も記録はダメです。
日記をつけてる人は自分の身体の事を書くのはやめた方がよいでしょう。
読み返して落ち込んだりもします。
痛みの記録を付ける事が治療に役立つと思い記録するという方もいらっしゃいますが、
痛みというのは気にしないのが治療になる事もあるのです。。
その気になれば病気って自分で作ろうと思えば作れるのです。
病は気から
って言いますよね。
そりゃ、全く生活習慣や身体の事も気にしない。
定期検診も行かないというのは良くないですが、
ちょっとした症状を見つけてずっと気にするのは
病を助長してしまうのです。
是非、痛みやキツイ症状で苦しんでいる人には実践して欲しいと思います。