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坐骨神経痛の鍼灸治療
おはようございます。
とみ鍼灸治療院の松葉です。
また一段と寒くなってきましたね。
寒くなると五十肩や腰痛、肩こりなどを慢性的にお持ちの方は症状が悪化する傾向にあります。
特に座り仕事やずっと立っている事が多いために起こる坐骨神経痛は
寒くなると悪化する方が増えております。
今日は坐骨神経痛のメカニズムと鍼灸治療についてお伝えしたいと思います。
坐骨神経痛はお尻から太腿にかけて痛みや冷えを伴う疾患ですが、
その原因のひとつに坐骨神経の近くにある筋肉の緊張から来るものがあります。
椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症でも坐骨神経痛は起こる事がありますが、
今回は梨状筋由来の坐骨神経痛について解説したいと思います。
股関節の動きに関係する梨状筋と言う筋肉が硬くなって起こる坐骨神経痛は
セルフケアやストレッチでは簡単に改善しないのが特徴です。
多くの方は太腿の裏が痛いと訴えられますので、
そこに鍼をして欲しい、ほぐして欲しいと言われます。
しかしながら実際に悪い場所は太腿やふくらはぎではなく、
坐骨神経の始まり点
つまり坐骨神経の上にある梨状筋が原因である事がほとんどです。
ここが一旦硬くなってしまうと、
なかなかセルフケアでは改善しないのが特徴でもあります。
ずっと座る事で筋肉に圧迫がかかる神経にも圧迫が掛って、太腿やふくらはぎに痛みや痺れと言った症状が出てくるのです。
鍼灸治療では治癒の期間は個人差があるものの、ほぼ確実に痺れや痛みを改善させていく事ができます。
とみ鍼灸治療院の鍼灸治療では梨状筋に鍼をする事で敢えて下肢にビリっとした痺れを出させ、
梨状筋に鍼が届いてる事を確認し、鍼通電を行います。
通電中は足が勝手に動くので、びっくりされる方もいらっしゃいますが、勝手に動くだけで鍼自体はそんなに痛くありません。
この方法でこれまで沢山の方の坐骨神経痛を改善して来ました。
症状の緩和にかかる治療回数は坐骨神経痛の症状が出て来てどれだけ時間が経過してるかによりますが、
10年間悩まされてた坐骨神経痛も治られたとご報告を受けております。
症状が浅い、罹患して間もない方はウォーキングやストレッチで対応できることがあります。
それでも改善しないという方は是非鍼灸治療もご検討頂けたらと思います。
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