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不妊症のセルフケア
2023-11-21
おはようございます。
とみ鍼灸治療院の松葉です。
今日は不妊症の鍼灸治療について書いていきたいと思います。
不妊症で鍼灸治療に来られる方は本当に深刻な悩みを抱えておられます。
治療をするにあたっても慎重に行う事が多く、
言葉ひとつも気をつけなければいけません。
しかしながら治療を受ける前に以下の事をまずは確認しております。
・甘い物を食べ過ぎてないか
・運動不足になってないか
・冷え性はないか
最初の問診で確認させて頂くのですが、
では何故甘い物はNGなのかは以下の通りです。
- 血糖値の管理:甘い物には砂糖が多く含まれており、これが血糖値を急激に上昇させることがあります。血糖値の急激な上昇と下降は、ホルモンバランスに影響を与え、妊娠しにくくなる可能性があります。
- 体重管理:甘い物は高カロリーであることが多く、過剰に摂取すると体重増加につながる可能性があります。適切な体重を維持することは、妊娠する上で重要です。
- インスリン抵抗性のリスク:過剰な糖分摂取は、インスリン抵抗性のリスクを高める可能性があります。インスリン抵抗性は、妊娠糖尿病のリスクを高め、妊娠中の合併症につながる可能性があります。
- 栄養バランス:甘い物に頼り過ぎると、必要な栄養素が不足する恐れがあります。バランスの良い食事は、健康な妊娠をサポートします。
そして運動不足が妊活に影響を及ぼす原因は
- 運動不足による影響:
- ホルモンバランス: 運動はホルモンバランスを整えるのに役立ちます。運動不足はホルモンの不均衡を引き起こし、生殖能力に影響を及ぼす可能性があります。
- 体重管理: 適度な運動は体重管理に重要です。過剰な体重または低体重は、排卵障害のリスクを高め、妊娠しにくくすることがあります。
- ストレス軽減: 運動はストレスを軽減する効果があり、ストレスは生殖機能に悪影響を及ぼすことが知られています。
- 冷えによる影響:
- 血流と栄養素の供給: 冷えは血流を悪化させ、生殖器官への栄養素と酸素の供給を減少させる可能性があります。これにより、卵子の質や子宮の健康状態に影響を及ぼすことがあります。
- ホルモン機能: 体温が低い状態はホルモン機能の低下を引き起こすことがあり、これが排卵に影響を与える可能性があります。
私の経験則で言うと、
特に甘い物と運動不足は患者様ご自身の努力で
何とかなる物なのですが、どうしても止めれないという方がいらっしゃいます。
ここはご本人様がどれだけの覚悟を持って妊活をしてるかによると思います。
中には「甘い物はやめれない」「運動は嫌い」という方もいます。
鍼灸治療をしても効果は期待できないでしょう。
なぜなら治療をしても生活習慣が治療効果をかき消してしまうからです。
実は治療を受ける前にこの3点を気をつけるだけでご受胎をされる方もいます。
漢方、鍼灸、西洋医学の治療に任せっきりになると
産後にご自身の身体に負担が掛ったりすることもあります。
妊活を考えてる方は是非、参考にして頂けたらと思います。