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陰陽の話
2023-07-05
おはようございます。
とみ鍼灸治療院の松葉です。
今日は東洋医学では基礎中の基礎と言われている陰陽の話について書きたいと思います。
陰陽論、おそらく一度は聞いた事があると思います。
最も身近では陰陽師(おんみょうじ)ではないでしょうか?
陰陽論が生まれたのははるか昔に中国で生まれたと言われておりますが、
簡単に言うと
白か黒に分けた考え方。または物事には表と裏があるという考え方
それだけなのです。
例えば
男と女、昼と夜、太陽と月、大人と子供、明と暗
↑これは陰陽太極図と言って
二つの勾玉が重なりあってるようにも見えるのですが、
白は陽、黒は陰を表しております。
陰と陽は対立してるようにも見えますが、お互いのバランスを保っているのです。
これを東洋医学に置き換えると
身体の表裏に当たる部分のバランスを整える事が健康な状態だと言えるのです。
背中は陽、お腹側は陰に相当します。
治療ではお腹の状態を診て、背中の治療点を決める事もあります。
背中の状態がよくなればお腹も良くなるのです。
東洋医学以外にも面白い所では
夫婦関係もそうですね。男が勝っても女が勝っても家庭はうまくいきません。
お互いがバランスを取る事を意識すれば家庭は上手くいくのです。
この陰陽から始まり五行(色付け)に発展していく東洋医学。
また今度は五行の話もしたいと思います。