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瘀血

2023-02-13

おはようございます。
とみ鍼灸治療院の松葉です。

みなさんは「瘀血」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

 

簡単に言えば機能性を失い滞った血液の事です。

血液は本来各臓器、六腑に栄養を与え機能を充実させる役割があります。

ところが肩凝りや、姿勢不良などが続き、筋肉の緊張が増すと

血行は悪くなり滞留し、ヘドロのように粘りが出てしまうのです。

 

この瘀血が出来ると各所の痛みやしびれの原因になる事が多いのです。
特徴としては夜間の痛みと局所の激しい痛みが特徴的です。

 

鍼灸治療では瘀血を除去する方法として2つの方法があります。

一つは瘀血を流すツボ(血海、中封、尺沢、三陰交など)に鍼をする。

もう一つは刺絡療法で直接瘀血を放出し血行を促す。

 

特に後者は劇的に症状の緩和が期待できます。
当治療院でも瘀血の除去が上手くいけば患者様に喜んで頂けることが多く、

施術側もたいへんなやりがいを感じます。

瘀血が溜まっているかどうかは舌の裏を見たり、お臍の下を抑えて鈍い痛みが出たら

分かりますが、なかなか自分で診るって難しい物です。

 

マッサージや普通の鍼で取れない痛みは瘀血の可能性があります。
もし気になる方は是非一度ご相談ください。