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眼科疾患の鍼灸治療
2022-11-04
おはようございます。
とみ鍼灸治療院の松葉です。
鍼灸治療と眼科疾患は関係ないと思われがちですが、
治療の現場で眼精疲労、視力減退、ドライアイを診るケースは多くあります。
わたし達の世代(40代)で顕著に表れているのが、老眼です。
近年ではスマホやPC作業による目の酷使で
老眼が始まる平均年齢が早くなる傾向にあります。
老眼は眼の経年劣化と思われがちですが、
目の酷使により、目の周りの血流が悪くなっているのも原因の一つです。
視力は落ちていないのに、近くのものが見えにくい、それは老眼が始まっていると考えて良いでしょう。
またドライアイも然りで視力が落ちてるように感じたり、目がゴロゴロ、痒み、まつげが刺さったような痛みが出るなど、こちらもデスクワークの多い方からすると深刻な問題と言えます。
この両者ともに共通しているのが、目の周辺の血流が不足していることです。
目を酷使する事により、血流が悪くなったり、瘀血といって血液に粘りが出て、滞留して血流が悪くなった結果、
目が栄養されずに出た症状、それが早期の老眼、ドライアイなのです。
鍼灸治療では瘀血を取り除き、眼の周りの血行を良くするための施術を行います。
時に頭に打ったりすることもあります。
イメージとしては頭や全身から目に血液を循環させるイメージです。
治療後の即効性は結構感じて頂けるので、患者さんも喜んでおります。
眼の疾患、目薬や目を保護するだけで足りてますか?
是非、鍼灸治療もご検討ください。