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鍼通電の効果

2021-05-11

こんにちわ。
とみ鍼灸治療院です。

今日は患者さんから質問を多くいただきます鍼通電についてです。

 

初診の方で鍼をしたことない患者様が

「じゃあ今から電気流しますね」と伝えると高確率で

「えっ!電気流すんですか!?」
と言われます。

おそらくテレビの罰ゲームのようにビリビリするのをイメージされてるのだと思いますが。

受けてみると低周波治療機を筋肉の中に通してる感じがして気持ち良いという意見も頂けます。

 

では鍼をしたところに電気を流すのはなぜか?

治療の目的によって電気の強さやHzを変えるのですが、

ざっと並べると

・電気刺激を鍼を介して脳に伝えることで脳からβエンドルフィン(モルヒネと類似)を分泌させ、

痛みの緩和を促す。

・筋肉を収縮させ、緊張を緩める。

・炎症部位の鎮静

・症状が出ている組織の回復

 

などなど様々な効果があるのです。

不思議なことに通電のHz数を変えるとその用途が変わるのです。

 

それを踏まえて患者さんの訴える症状やわたしが診た状態を判断して通電方法を考えてるのですが、

単純に電気を流してるだけでは効かないのです。
また患者様におかれましては良くなるためだと思って電気を我慢するのもNGなのです。

 

鍼灸の先生によってはこの鍼通電を使わず治療される方もいらっしゃいますが、

上記の効果を考えて当治療院では必要に応じて鍼通電を行っております。

もちろん苦手な方にごり押しはしておりません。

しかしながら結構鍼通電好きな方いらっしゃるんです。