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鍼灸を受けるタイミングについて

2026-01-16

おはようございます。
とみ鍼灸治療院の松葉です。

 

時々、「娘に予約されたので来ました」「家族に勧められて来ました」という方が来院されることがあります。

ご家族が心配して予約を取ってくださったこと自体は、決して悪いことではありませんし、そのお気持ちも十分に伝わってきます。

 

ただ、これまで多くの方を診させて頂く中で、ある共通点があります。

 

それは、ご本人があまり気持ちが向いていない状態で来院された場合、

施術の変化を感じにくい事が少なくないという点です。

 

理由は難しいものではなく、

「本当に良くなりたいという気持ちがまだ整っていない」

「不安や戸惑いが強い」

「施術を受けること自体に緊張している」

「言われて仕方なく来ている」

といった状態では、身体が自然と力んでしまい、こちらの説明も届きにくくなってしまいます。

 

鍼灸は、無理に受けて頂くものではなく、身体と気持ちの両方が少し整った状態でこそ、本来の力を発揮しやすいものだと日々感じています。

特に鍼灸未経験の方は鍼が痛いと感じたら次の来院が億劫になります。

これは私にとっても患者さん本人にとっても、ひいては予約をした家族にとっても良くないのです。

ご家族がどれだけ心配され、良かれと思って勧めてくださっていても、実際の施術に一番影響するのは、ご本人のお気持ちです。

 

「迷惑をかけたくないから」「心配をかけたくないから」という想いで来院される方もいらっしゃいますが、

その場合はまだ治療を始める準備段階にあるのかもしれません。

 

治療は、ご本人が納得し、自分で選んだときにこそ、意味のあるものになると考えています。

 

もし「家族に言われたから仕方なく」という気持ちが強い場合は、今は少しタイミングを待つ時期なのかもしれません。

一方で、「一度ちゃんと話を聞いてみよう」「自分の身体と向き合ってみよう」と思えたときには、鍼灸はきっとお役に立てると思います。

何よりも大切なのは、ご本人の気持ちです。