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心を軽くする「筆記開示法」 とは
おはようございます。
とみ鍼灸治療院の松葉です。
ストレスやつらい出来事を抱えたままにすると、心身の不調を招くことがあります。
心理学の分野では、その解消方法の一つとして「筆記開示法(エクスプレッシブ・ライティング)」が注目されています。
この方法は、紙やパソコンに自身の感情や体験を制限時間内(通常15〜20分)で書き出すというものです。
文章の正しさや表現の上手さは不要で、「誰にも見せない」ことを前提に、自分のためだけに書きます。
ポイントは「自由に書く。」
効果の背景には、書くことで感情や記憶が言葉に整理され、脳が情報を客観的にとらえやすくなる仕組みがあります。
これにより、気持ちの整理やストレス軽減が期待できます。
また、言葉にする過程で抑えていた感情を安全に吐き出せる点も特徴です。
一方で、強い感情やトラウマ体験を扱う場合、一時的に気分が落ち込むこともあります。
専門家は「深刻な体験について書く際は、心理的サポートと併用することが望ましい」と指摘します。
取り入れ方としては、週に数回、就寝前の15分間を活用する方法や、「事実」「感情」「気づき」の順に書き出す方法があります。
書き終えた後は深呼吸をして気持ちを切り替えるほか、紙を破る、データを削除するなどして手放す習慣を加えると、より効果的とされます。
私も時々やる方法なのですが、
体験としては書く事でスッキリするのはもちろん、
毎日続ける事で悩みが小さくなるのを実感し、新たな考え、アイデアが出たのです。
(飽くまで個人的な体験ですが、)
筆記開示法は特別な道具や場所を必要とせず、誰でもすぐに始められるセルフケアです。
日常生活に取り入れることで、心の中のもやもやを和らげる一助となるかもしれません。