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ゲームをやめた親友と、ビールをやめた祖父の話

2025-07-28

おはようございます。

とみ鍼灸治療院の松葉です。

 

私はテレビゲームが好きです。

ですが、小学校からの親友は、その何十倍もゲームが好きで、下手をすれば1日の1/3以上をゲームに費やすくらいです。

彼の部屋には、使わなくなった勉強机のスペースに、歴代のゲーム機とソフトが山のように積まれていて、「これ、地震が来たら下敷きになるやつやん」と

本気で心配になるほどです。

流行りのゲームソフトもすぐにクリアしてしまい、

その後は私に貸してくれるので、

私はお得に最新ゲームをする事が出来たのです。

 

そんな彼に、最近どんなゲームをしているかLINEで聞いてみました。

 

すると——

「最近、ゲームしてない」

 

信じられませんでした。

 

彼がゲームをしていないなんて。何かあったのかと尋ねると、

「左の脇が痛くて、やる気になれへんねん」とのこと。

 

これは尋常じゃないと思い、「すぐ病院に行くように」と伝えました。

でも返ってきたのは、「仕事が忙しいから、なかなか行けへんねん」という言葉。

 

そのとき、ふと亡くなった祖父の姿が私の頭に浮かびました。

 

祖父は、それはそれはビールが大好きな人でした。

毎晩のように、「プハーッ」と気持ちよさそうに飲んでいた祖父が、ある日突然言ったのです。

「もうビールはいらんわ」

 

その言葉の数日後、祖父は入院し、約1年後に癌で亡くなりました。

あれほど大好きだったものをやめる——それは、身体が警告を出している証拠でした。

今回の友人の様子に、私は祖父の最期を重ねずにはいられませんでした。

 

このブログを読んでくださっている方の中にも、もしかしたら似たような経験や、大切な人の変化に気づいたことがあるかもしれません。

40代を過ぎると、昔のような無茶は効かなくなります。

けれど、つい酒を飲みすぎたり、暴飲暴食をしてしまったり、運動不足のまま過ごしたり——

そしてある日、医師から思いもよらぬ診断を受けるのです。

だからこそ、身体の小さな変化を見逃さず、日頃からメンテナンスをしておくことが本当に大切です。

 

私は友人の首に縄をつけてでも、病院に連れて行こうと思っています。

 

もし、この記事を読んで少しでも「自分も気をつけよう」と思っていただけたなら、こんなに嬉しいことはありません。