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刺絡(しらく)って何?
2025-05-04
おはようごまします。
とみ鍼灸治療院の松葉です。
今日は刺絡療法について書きたいと思います。
刺絡(しらく)は、
毛細血管内に滞留した“使えない血液”=瘀血(おけつ)を、専用のカッピングで吸い上げ、身体の巡りを根本から整える治療法で。
東洋医学が誇る究極のデトックス法と言っても過言ではありません。
この瘀血を放置すると、肩こりや腰痛、疲労感、しびれなど、さまざまな不調の原因になります。
「いろいろ試したけれど治らなかった…」という方が、刺絡を受けた途端に「嘘のように楽になった」と驚かれることも少なくありません。
刺絡の考え方は、実は世界各地の伝統医学にも共通しています。
中国医学はもちろん、アーユルヴェーダやユナニ医学、さらには古代ローマ・ギリシャ医学においても、「滞りを流すこと」が健康回復の鍵とされてきました。
つまり、巡りを良くすること=健康になること。
刺絡は、その“巡り”を一気に整えるための最短ルートともいえる施術です。
適応症も幅広く、不妊症、生理不順、不眠、頭痛、五十肩、腰椎ヘルニア、アトピー、飛蚊症、リウマチ、更年期障害など、多岐にわたる不調に対応します。
刺絡の力を、ぜひ一度ご体感して欲しいと思います。
身体が軽くなる感覚を得れると思いますよ。
※ただし、すべての方に適応するわけではありません。
貧血気味の方や慢性的な過労気味の方、虚弱体質の方は逆効果になる事もあります。
その辺につきましては体質や体調を見極めた上で、専門の鍼灸師が丁寧に判断し、安全に行うことが大切です。



