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ぎっくり腰対策完全ガイド:鍼灸治療のすべて
おはようございます。
とみ鍼灸治療院の松葉です。
前回はギックリ腰のメカニズムについて書かせて頂きましたので、
今日はギックリ腰の鍼灸治療について書いていきたいと思います。
実際はぎっくり腰でご来院される方は多くいらっしゃいます。
鍼をするとなぜ効くのかについても解説していきます。
◎なぜ鍼灸治療がぎっくり腰に効くのか
鍼灸治療をする事によってぎっくり腰が改善するのは脳の指令によって硬直した筋肉をほぐすことが出来るからです。
鍼を腰の痛い所に打ち、通電する事で脳からβエンドルフィンと呼ばれる鎮痛物質が分泌され、
痛みを解放してくれるのです。
よくマッサージを受けて余計に悪くなったという方が来られます。
これはマッサージをする事により、患部の血行が良くなる為、急性期では炎症が起こるのです。
鍼灸治療でも発症からの炎症は鍼をしても72時間は続くので、アイシングと安静を
して頂くようお願いしております。
◎痛みが取れた後
わたしの治療院では無理にとは言いませんが、ぎっくり腰になった人は
急になった訳ではなく、今までの腰の負担が積み重なって出たものなので、
1回の治療で終わらせず、出来たら治療を継続して欲しいと思ってます。
腰椎椎間板ヘルニアや分離症、すべり症で悩む方の多くは
一度はギックリ腰を経験しております。
ギックリ腰の痛み自体が治っても腰にかかる負担は消えておらず将来的に重体となるケースがあります。
治療を続ける事でそのリスクを回避できるのです。
◎人によって経過は様々
鍼治療をしてピタッと痛みが止まる方もいれば、翌日にまた痛くなり、次第に落ち着く方もいらっしゃいます。
人によって腰への負担度は違います。
またスポーツや仕事途中だったため、痛いのに無理をした方は痛みが取れないケースも稀ですがあります。
どの疾患でもそうですが、痛いと思ったらすぐ動きを止める事も大事なのです。
いかがでしたでしょうか。
ギックリ腰は将来身体が悪くなるという警告だという事を忘れてはいけません。
腰痛、ギックリ腰でお悩みの方は是非ご相談ください。